クラスバランスの破綻


さて、前回の分析を受けていよいよ各クラスの分析に入って行きたいのだが、その前にもう一つ議論しておかなければならないことがある。それは、六門世界RPGを特徴付けるある斬新なシステムの為に、クラスバランスが根本的に破綻しているということだ。
そのシステムとは、モンスターの召還に他ならない。極端な例を挙げると、最高レベルのサモナーXサモナーは、16種類のモンスターを使い分けることができ、同時に6種類のモンスターを扱うことができる。これは、パーティ一つ分に相当し、他のキャラクター一人でこれを上回ることは計算するまでもなく不可能だ。例えそれが1匹2匹だったとしても、1ターンにその分余計に行動でき、自分の不得手を補い、HPが事実上倍、3倍になるという利点は大きすぎる。
サモナーはこのように強力なクラスだが、複数のキャラクターシートの管理が必要で、煩雑なクラスである。だから、初心者には薦められないし、逆に上級者が使うと強すぎるという問題が生じる。また、TRPGでは、一人が何でもできる状況になると、他の人がつまらなくなる。たとえばウィザードだと、成長に伴って召還モンスターがほぼ同等以上の能力を持つようになり、魔術カードを使えるというのが唯一の利点になってしまう。そして他のモンスターを使えばさらに他の分野でも一線級の活躍ができる。全員が何らかの形で召還ができる状況なら良いのだが、当然スキルの差も出てくるので、余りお勧めできない。以上の理由で、以後の話では、サモナーが考慮されていない。

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