ソードワールド2.0 ルールブックⅠ


実はずっと前から持っていて、何回も読んでいるのですが、なかなか記事を書けていませんでした。昨日一昨日と出張の飛行機の中でまた読むことができたので、記憶が新しいうちに感想を簡単にまとめたいと思います。


クラスや種族などが変わっていたり、背景の世界がフォーセリアからラクシアという新しい世界に変わっていたりと、色々変更点はあるのですが、読んでいると「ああこれはやっぱりソードワールドだなあ」という印象を受けます。判定の方法とか、レーティング表(威力表)とか、クラスの取り方のようなルールの骨格部分が引き継がれているからでしょうか。

全体的な方向性としては、オーソドックスな王道ファンタジーです。派手な特徴はありませんが、逆に癖が無くプレイヤーを選ばない感じですね。種族やクラスには、機械人間ルーンフォークや、穢れを持って生まれたナイトメア、ガンを使う魔法使いマギテックのような今風の要素が追加されていて、新しく入ったプレイヤーも含めて、どんなプレイヤーでもプレイしたいキャラクターを作れるのではないでしょうか。

色々な点で、前作と比べてキャラクターのカスタマイズのオプションは増えています。クラスは増えていますし、今回戦闘特技という要素が導入されています。これによってキャラクターの特定の性能を伸ばして行き、差別化をすることができるという分けです。

クラスは増えていますが、フェンサーとスカウトなど、前回一つだったクラスを分けたものがあったりします。また、戦闘特技の中には、(私の記憶が正しければ)元々誰でもできたことが特技化されているものもあり、1人ができることを若干絞り、その結果としてキャラクター作成のバリエーションが広がったという側面もあるかと思いました。

もう一つ大きな変化が、「乱戦エリア」だと思います。これは、複数のキャラクターが激しくやりあいながら接近戦を展開しているエリアを示すもので、この中へ射撃武器や魔法を打ち込んだりすると誤射の可能性がありますし、このエリアに入ると離脱する時に回避力にペナルティを受けます。

この「乱戦エリア」の運用が難しく、若干議論になっているようです。D&Dの機会攻撃やMark(4版で導入)のように、前衛の戦士系が敵を受け止めて後衛に行かないようにする為のシステムで、スクウェアやヘックスを使わないである程度大まかに戦場を管理する為にこうなっているのだと思いますが、突き詰めると色々と疑問点があるようです。

個人的には、エリアにするよりも、キャラクター同士の関係をそう定義する方が簡単だったのではないか、という気もしますが、乱戦状態によって遮蔽が発生することも含めて、エリアを使って管理するメリットはあると思います。Wikiによると公式裁定待ちとのことですが、ある程度は運用で乗り切れそうな気もします。

単にキャラクターを能力的に成長させるだけではなく、名誉点というポイントを獲得し、それを使って家や爵位、専用武器やアイテムなどを作ってもらえるルールもあるようです(ルールブックⅡに詳しく出ています)。

前版からの変更点をざっとまとめてみました。以前ソードワールドをプレイしたことがある人であれば、ルールブックで変更点をざっと見ればすぐにでもプレイできると思います。また、サンプルキャラクターも用意されていますし、プレイヤーとして覚えなければならないルールはそれほど多くないので、初めてプレイされる方にも向いているかと思います。文庫版で価格的にも手軽なので、幅広くお勧めしたいシステムですね。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中