ソードワールド2.0 リプレイ 新米女神の勇者たち1


天真爛漫だが若干ダークな性格の妖精戦士ジーク、ジークの従者のルーンフォーク・メッシュ、まじめな委員長タイプの神官エア、エアの妹でこちらも若干ダークな性格のソラの4人が出会い、美しい湖のある国ルーフェリアで冒険を繰り広げます。


何というか、とても「等身大」という言葉が合いそうなリプレイです。どこにでもありそうなテーブルトークRPGのセッションをそのまま収録したような、そんな感じです。これは決して悪い意味ではなく、むしろとても親近感が沸きますし、真実味があります。ソードワールド2.0のセッションは実際こういう感じなんだな、というのが実感として分かりやすく伝わってきますね。

各プレイヤーの話し方も、プレイヤーとしての会話とキャラクターとしての発話が、わりと混ざった感じです。このリプレイでは、「」でキャラクターの発話をプレイヤーの発話から区別している箇所がありません。キャラクター同士の関係(例えば、メッシュはジークの執事という設定)を手がかりにしながらも、プレイヤーの性格がストレートにキャラクターに乗っている感じですね。かといってありきたりな感じにはなっておらず、ダークな方向に会話が走るところをエアが止めるテンポは巧妙で、とても楽しめます。

シナリオも、毎回世界や国家の危機がやってきたりする感じではなく、作成したての冒険者が普通に挑むような冒険で、オムニバス形式になっていて気軽に読めます。実はこれは、スタンダードのポジションに来ようとするTRPGには凄くいいことなんじゃないかな、という気がします。リプレイがこういった感じのシナリオから始まれば、プレイヤーはこのくらいの雰囲気を期待しますので、GMのシナリオ作りの負担が軽くなるでしょう。逆にめちゃくちゃ作りこまれた壮大で重厚なシナリオをプロの演出でプレイされると、プレッシャーになりかねないなあとも思います。

ソードワールド2.0はかなりオーソドックスな作りなので、ルールブックを読んだだけではなかなか雰囲気がつかめずにいましたが、リプレイを読んで、それがかなりはっきりしてきました。ルール的にも、技能+能力値で判定というのはプレイヤーにもかなり分かりやすそうな感じで、好感触です。ゲーム的にがんがんやりこんでキャラクターを作っていくというよりは、意気込まずに好きなようにキャラクターを作って、長い期間かけてオムニバスでキャンペーンを続けていくような、そんな感じのプレイが合いそうです。これも、いずれプレイしてみたいです。

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