アルシャードff リプレイ オーディンの槍


これまで読んだリプレイの中でも、群を抜いて面白いです。キャラクターは超個性的で、スピード感あるボケと突っ込みで笑いが止まりません。電車の中では読めない一冊です!


「太字を使った突っ込み」、「感嘆符か疑問符の前の小さい”っ”」、そして「その後の(笑)、(大爆笑)、(一同大爆笑)」が菊池たけしさんの黄金パターンのようです(笑)。ただ、菊池さんの他のリプレイも読んでいますが、ここまで(大爆笑)が多いリプレイはありません。実際にかなり笑えました。

PCはかなり個性が際立っています。特に田中天さんのシドが相当いい味を出していました。そしてプレイヤー側からどんどん演出・展開され、各キャラクターの世界が確立して行きます。ただ、これは読み物としては凄く面白いのですが、セッションとして見ると暴走寸前とも取れてしまいます。TRPGのプレイの参考として読むのであれば、キャラクタープレイや演出の仕方として参考になるところと、読み物として面白いが実際のプレイに持ち込むべきではないことを切り分ける必要がありそうですね。

デザイナーの井上さんはスタンダードTRPGとしての位置を狙うために、菊池さんに面白いリプレイを書かせたかったと後書きで書かれています。アルシャードffは、ルールブック巻頭のイラストのタッチもあり、一読した限りでは癖の無い綺麗な雰囲気で、このリプレイにあるような爆笑RPGではないと思います(笑)。そういう意味では、こういう風にプレイして欲しいというのがデザイナーの希望なのか、それともとにかく面白いリプレイを出してアルシャードの認知度を高めることが狙いなのかは分かりません。ただ、ファンタジーに機械文明が融合した独自の世界設定と、それが持つ可能性はとても良く伝わってきます。

実は珍しくルール本編を読む前に先にこのリプレイを読みました。それでも相当楽しめましたし、今でも読み返すと笑えるところがあります。アルシャードをプレイする、しないに関わらず、純粋に「読んで面白い本」としてお勧めしたいです。

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