迷宮キングダム 大災厄村 第10回


7月から始めた迷宮キングダムも、はや10回目になりました。今回は私のGMの回。これまでいろいろ考えていたことを使ってみました。


今回の参加PCは4人。

  • “7人の敵がいる” カノン国王 054さん
  • “天につばはく”スノー騎士 Earlyさん
  • “果報は寝て待つ”ルージュ大臣 PONさん
  • “噂をすれば” レダ神官  姉御さん

054さん、Earlyさん、PONさんはレギュラー参加、そして久しぶりに姉御さんが参加してくれました。Earlyさんのスノーも久しぶりの登場ですね。

今回のシナリオは、3部構成+2つの決定的シーンで設計していました。

①行方が分からない星術師エリスを捜索する場面

 ■エリスから、ほうき星が王国に向かって進んでいるという情報を聞く

②ほうき星を止める為にほうき星の中に侵入する場面

 ■なぜほうき星が王国に向かって進んでいるのかという話を聞く

③ボスを倒してほうき星を止める場面

全ては王国を壊滅させて災厄王の秘密を守る為の陰謀なのですが、①から③に進むに従ってそのことが分かるように作っています。①のシーンでは、どのように探索を進めるか全く決めておらず、それまでに起こったことを決めておいて、PCの探索に応じて適宜情報が得られるようにその場で場面を作りました。情報については、なるべく分かりやすいように、明らかな矛盾を入れるなど出し惜しみしないようにしました。

工夫としては、最初の段階でNPCを探してもらう動機付けをする為に、各PCにエリスへの人間関係を設定してもらいました。ここでスルーされるとシナリオが始まらないので(笑)。もう一つゲームとして工夫したのは、時間との戦いを盛り込んだこと。12クォーター以内にラスボスに到達しなければならないというデッドラインを決めてあったので、1D6クォーター経過してしまう迷い道や踏切を配置しておいて、焦るようにしていました。最初に大きいのを配置してビックリさせて、後で罠探索をしてもらう計画でした。

ラスボスは、PCの強さに合わせて完全自作しました。考慮した要素は3つ。

  • PCの攻撃力(各ターン毎のダメージ期待値)
  • 回復力
  • PCのHP(一撃死しない程度に)

これを言うと身もふたもないのですが、PCの攻撃力があがると、それに合わせてHPを上げて、狙った手応えが実現できるようにしていました。

さて、設計はここまでで、実際の展開です。

最初の場面では、王国の施設を回って準備しながら、各プレイヤーともにいろいろと情報収集をしてくれました。最初の天文館では、エリスは昨日来ていたという情報を助手のライアンから得ますが、エリスの自宅に行ってみると、日めくりカレンダーは2日前までしかめくられていません。天文館の隣の星術学校で聞いてみると、昨日は見ていないとのこと。ここで、本来は聞かれていないのですが、星の出荷(実際にはエリスが袋詰めにして運ばれたのですが...w)が昨日あったという情報を与えました。正しい質問が来るまで待ちたくなるのですが、それをやっているとゲームが動かずだれてきますので、情報は出して行った方がいいと思います。次いでアイスクリーム屋にいってみると、昨日は来ていなかったが、隣の倉庫に星が運び込まれたという話を聞きます。

次のクォーター、スノーとルージュで倉庫に行ってみると、何と怪しい4人の男が。そしてエリスがいすに縛られています。後を追ってきたカノン、温泉に入っているところを迷宮嵐で偶然ワープしてきたレダは4人を撃退し、エリスを助けます。

エリスはあと72時間で王国に星が激突すると話します。この星は実は古代の戦艦で、止めるには中からエンジンを破壊するしかないが、強力な防御フィールドがあり、そのままでは中にはいることもできない。そこで、18時間かけて儀式を準備し、巨大な星のかけらのエネルギーを使ってフィールドを中和するので、扉を破壊して中に入ってほしい、ということになります。

宮廷は難なく扉を破壊して中に侵入します(本当はこの時点で残り48時間だったのですが、間違えて72時間にしていました。まあそれはそれで良いでしょう)。最初の部屋でドラゴンを2体余裕で撃破。次の部屋では、災厄書官のボスラヴィニアから、この迷宮世界を守るため、「鍵」と「出口」を知っている可能性のある人は抹殺する、その為に王国ごと破壊するという宣言を受けます。かなり前の話だったし、あまり強く伏線を張らなかったので、実はプレイヤーはあまり覚えていなかったりw

さらに奥に侵入すると、居住区にたどりつきます。ここから「レアアイテム倉庫」と「エンジンルーム」のどちらかへ行けます。時間の制限もあるので迷いますが、倉庫へいくことを選択。これが実は大当たりでした。倉庫では、元々「超圧唱の指輪」というアイテムを用意していました。圧唱は対象を複数選ばなければならず、前衛の攻撃手段と比べて若干バランスが悪いと思っていたので、対象を任意に減らせるようにしたかったのです。

この捜索判定で、何と2人がクリティカル。という訳でランダムにレアアイテムを出すことにしたのですが、ここで相手を行動終了にする【虚弾】をゲット。これが実はかなり有効でした。

ラスボスはHP600、1エリアに全て20ダメージというなかなかの強さを持った敵でしたが、最初のラウンドは【虚弾】で行動完了、次のラウンドはクラッカー2発で2発後退して攻撃をかわすというかなり工夫したプレイでなかなかダメージを与えられませんwこのクラッカー攻撃はかなり賢いですね。また、カノンがスノーをかばうことで、カノンの防御点とHPを生かして上手く攻撃を止めていました。設計段階ではカノンがスノーをかばうかどうか分からなかったので、スノーのHPに合わせてダメージを決めたのですが、カノンに合わせた方が良かったかもしれません。ただ、蒸気甲冑を誰が装備するのかということもあるのでこの辺りは難しいですね。また、結局1エリア20ダメージの一点張りになってしまったので、もう2つぐらい、同じくらい厄介な攻撃手段を用意しておくと良かったと思いました。単なるダメージではなく、絡め手系ですね。ともあれ、理力の一撃、クジラ召還、流れ星、圧唱で何ターンかかけて無事600ポイント削りきり、勝利となりました。

最後にラヴィニアは消え、鍵になります。勝利を喜ぶ村の人々、エリスと宮廷。そこに今回の事件の主原因(?)であるミレイが千年王国から戻ってきて、「大変なことがわかりました・・・」と伏線を張りますが、スノーが「お前のせいだ!!」と叫んだところでシナリオ終了になりました(笑)。

王国レベル
を上げる予定はなかったのですが、変動表のダイス目が良かったこともあり、1000人を超えてレベル6にあがりました。これで使命を達成している人はレベル7、2回達成した人はレベル8になりますね。また、今回ドラゴンを倒して無事レダの使命も達成されました。

GMとしてはかなり狙ったところができましたし、プレイヤーにかなり積極的にプレイしてもらえたので楽しめました。プレイヤーの皆さんにも楽しめてもらえていたら良かったです。次回は年末に054さんのマスターで、ここで一旦今の宮廷は一区切りで、これまでやっていないクラスで2レベルのキャラクターを作り、列車王国の旅をすることになります。

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迷宮キングダム 大災厄村 第10回」への2件のフィードバック

  1. うっかり計算を間違えていたので、
    装備をつけなければスノーとカノンのHPは同じでした。
    蒸気甲冑に【かばう】が付与されていたので、
    HPも増しているし、かばうことができました。
    ただ、一撃死しない敵の場合は結構安心して戦えます。
    今回は【祈り】があったので、死ぬ心配はせずに済みました。
    まぁほぼ先攻がとれる状況だったのもありますが、
    仮に、先攻を取られても【祈り】があるので、死亡しないので。
    どうせなら、【魔物使い】を【抗魔式】で封じるくらいでも良かったかもしれないですね。まぁその場合もう少しHPを下げないときついですが。
    気力がもつか持たないかくらいまで長引くと緊迫感は出てくるかなぁ。
    ということで、達成感はかなりありましたが、最後はちょっと作業になりかけてた気がします。
    シナリオ全体としては、最終シナリオな感じでした。
    壮大なフィナーレでも良かったかなぁとw
    ともあれ、かなりの引きで終わったのでうまく引き継いで、
    次回はフィナーレになるように頑張ります。

  2. 狙いとしては、回復に民の声を使わせるまで気力を削るつもりだったのですが、クラッカーと虚弾の2回が計算外でしたw
    後は流れ星で後ろを狙うのも手だったなぁと。最後毎ターン同じ展開になっていましたからね。こちらのダメージが固定なのも問題でした。
    次回フィナーレ楽しみにしていますね。

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